理学療法士が教える脱股関節痛のための姿勢3つのポイント

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女性の股関節痛は比較的若い世代、30代前後で急に股関節の痛みを感じる方が多くおられます。産後の子育て世代や引っ越しなどの重労働が少し続いた際に痛みが出てそのまま取れないなど、急に痛みがでて困っていませんか?

日本人の股関節形成不全は比較的女性に多く、股関節の形態に何らかの問題を抱えていても、それまでは痛みを特に感じることもなく、痛みが出たことで整形外科受診をすると臼蓋形成不全と診断されてビックリしてしまう方が多くおられます。

実際には臼蓋形成不全などの股関節の形態の問題は生まれつき元々持っているものであり、その病態があるからといってすぐに痛みが出るということでないことは皆さんの経験からも理解できるのではないでしょうか?

しかし、股関節の形態の問題を抱えている多くの方が姿勢や動作にも特徴的な問題を抱えており、カラダに対して何らかの負荷がかかったり、加齢による筋力の低下や関節の変形の進行によって、痛みが出てしまう事があります。股関節痛のある方で関節に問題のある方もそうでない方も参考にされてみてください。

今回は実際にどうすれば股関節痛から開放されるのか動作のスペシャリストである理学療法士のが3つのポイントをご紹介していきます。

1.あお向けで寝た時につま先がどちらかが極端に内を向いていないか?

あお向けで寝た時に片方だけつま先が極端に内を向いていると、腰の反り具合に左右差があることが考えられ、実際に立ったり、歩いている時の脚のつき方にもくせがあることがわかります。常に片足に体重がかかる姿勢や動作を続けると負担がどちらか一方にかかるため筋肉は固くなり痛みの原因となりやすくなります。

・内を向いている側を外に向ける習慣をつける

・日常的に片側に体重をかけ過ぎない

通常、寝た時につま先が内を向いている側に体重を乗せてしまうことが多く、本来体重がかかるべき重心の位置がずれてしまいます。重心位置がずれると、過剰な筋肉の活動を必要とするために、股関節周囲の筋肉だけでなく様々な筋肉を酷使してしまうようになります。

また常に内を向けていると徐々に外に向けづらくなるため、股関節の可動性が低下し、一段と姿勢に偏りが生まれ時間が立つに連れて修正できなくなるのです。ま片側に体重をかけ過ぎないためにも、ご自身の股関節の状態が股関節に負担がかかりやすい状態かどうかをチェックしてみてください。

2.足の裏や指にタコができていないか?

足の親指や小指のあたり、もしくは中指の付け根辺りにどちらか片方だけタコが出来たりしていませんか?タコが出来る部分は実際に地面に対して極端に触れている部分になります。股関節の機能に問題を抱えている場合には足の裏の機能にも影響をおよぼします。実際には股関節と足裏は密接に関係しているため注意が必要です。

・足の指でしっかりとグーを作れますか?

足は本来柔軟性と安定性をうまく両立するために関節や筋肉が複雑に機能しています。現代社会では特に舗装された道や靴などによって柔軟性自体が低下している方が多くおられます。そのために足本来の機能が生かせず、結果として股関節周囲の筋肉まで影響を及ぼし痛みの原因の一つとなりやすいのです。

本来は足の指でグーを作った時に手の握りこぶしのように指の付け根に骨が浮き上がるくらいには曲がるのですが、股関節痛のある方ではほとんど指が曲がらないなどの関節の柔軟性の低下がみられます。日常的にしっかりと足の指を曲げたり伸ばしたりして出来るだけしっかりと使うように心がけましょう。また、足の指と指の間を開くことも大切です。これにはペディキュアを塗る際に使用する道具を使うと簡単にできると思います。

3.立っている時におしりが後ろに引けていないか?

自分自身の姿勢は中々意識しにくいですが、何となく自分でおしりが後ろに引けている、出っ尻かな?と気がついている人がいると思います。このような方では腰が反る事によって腰痛が出やすかったり、立ち仕事や長時間同じ姿勢を取ると足の付根に痛みを感じやすくなります。

・太ももの前が硬い(下半身太り?と感じている方が多いです)

・腰がすごく反っている

足の付根から太ももの前には大腿直筋という太ももの筋肉があり、おしりが引けた状態で立っていると常に負担を強いられます。この状態は腰の反りをより一層強くするため、腰の周りの筋肉にも多大な負荷をかけていくようになります。このような状態を解消するには太ももの前をしっかりとストレッチすることが大切です。難しいことをやる必要はなく、ネットで検索するといくらでも出てくると思います。また腰の反りだけが単純に問題になることは少ないということも頭の片隅に入れておいておくと良いでしょう。

まとめ

股関節痛の原因にも色々有りますが、普段フィジカルプラスで対応している方々の9割以上は今回上げたような姿勢の特徴をお持ちです。診断として臼蓋形成不全や変形性股関節症を指摘されている方やそうでない方と色々な方が多くおられますが、多くは関節自体の問題を抱えていることは少なく股関節を正しく使うための筋肉の調整や関節可動域の向上、歩き方や体重のかけ方を指導することで痛みが解消に向かいます。

股関節痛を抱えている女性では上記のようなポイントにかなりの方が当てはまると思います。普段の何気ない姿勢にほんの少しでも気をつけるだけで日常生活は楽になります。まずはしっかりと自分自身のカラダに向き合い特徴を把握することが重要です。

中々取れない股関節痛をお持ちの方はチェックしてみてください。また整形外科受診などによる、専門家の意見を聞くことも重要です。

下関近郊の方はどうぞフィジカルプラスにご相談下さい。

 

 

 

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