変形性膝関節症に対する施術内容

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変形性膝関節症に対する施術内容について

いつもホームページをご覧頂いてありがとうございます。フィジカルプラスで通常行っている変形性膝関節症に対する施術内容について詳細を述べていきたいと思います。

変形性膝関節症では股関節と違い膝の変形の程度によって求めるゴール地点が少し異なってきます。変形の少ない方では日常生活における痛みをほとんど意識しない事を目的とし、変形の強い方では痛みの軽減を求めつつセルフケアで痛みをコントロールし日常生活を楽にすることを目的として行っていきます。現状では変形は少ないが痛みで日常生活が困難である方が中心になっています。

1 股関節と足関節の関節可動域の拡大

変形性膝関節症の方は多くの場合、股関節や足関節の可動域制限がみられます。膝関節はこれらの2つの関節に挟まれて互いに影響を及ぼしているのですが、ほとんどの方が膝が痛いと膝だけに注目しがちです。実際には股関節と足関節の関節可動域が拡大すると膝に痛みをもたらしていると考えられる筋肉の過剰な緊張が取れ楽になることを多く経験しています。

膝に痛みを感じてから時間が経っている場合は、膝関節の軟部組織などが硬く、十分な可動域を得られない場合もありますが、わずかでも膝の伸展可動域が向上すると立ち上がりや歩行時の痛みは軽減しやすくなりますので、変形が強い場合も諦めないで下さい。

足関節ではふくらはぎの筋肉の過剰な緊張や短縮が見られていることがあり。これによって膝の伸展可動域が不十分になっている方が多くおられます。足底の可動性と関連性も強いため、足底に対してもしっかりと刺激を入れることで下肢への荷重時の偏りを少なくすることが出来ます。このようにすることで動作のバリエーションが増え特定の部位への過剰な負担を軽減することが出来るようになります。

2 正しい膝関節の動きを獲得するための荷重方法の獲得

膝に痛みを抱えている方の多くは足を地面についた際に、膝が十分に伸びていません。これは関節可動域が不十分な場合もありますが、実際には力の入れ方が問題となっていることが多く、ふくらはぎや股関節周囲の筋肉が過剰に緊張して膝自体を曲げるような力の入れ方を行っていることがあります。これに対して正しく荷重させるためのエクササイズを行います。

また、本来働くべき股関節の内転筋群などの働きも落ちているため、それに対してもオリジナルの足踏みエクササイズを行って体に負担の少ない荷重方法を身に着けて頂きます。

これらの方法は筋力トレーニングというよりも動作方法の獲得ですので、体力に自信のない方でも簡単に行うことが出来るものですので、慣れればご自宅で継続していくことで痛みをコントロールすることが出来るようになります。

3 歩行様式よりも姿勢の制御法を学びます

膝関節疾患の方では歩行様式だけでなく、多くの場合姿勢の制御によって反り腰猫背や円背などの姿勢の問題を抱えています。背骨自体の変形があったり、長年同じ姿勢をとっているとこれらを改善することは非常に難しく、容易にに改善することは出来ません。

しかしながら、姿勢自体に大きな変化はなくても腹圧の向上や力の入れ方を変えることで立位、歩行時の姿勢からの影響を少なくすることは可能です。また、実際に痛みがある側の膝だけでなく、反対の膝に問題を抱えている場合もありますので、このような場合は痛みが軽減しやすい印象を持っています。

以上簡単にですがフィジカルプラスで行っている変形性膝関節症の方への施術について述べてみました。膝の問題は継続は力なりで少しずつでも良いので続けることが大切です。そのためにはセルフケアの方法を学んでください。こうすることで余計な時間やコストをかけずに日常生活における負担は少なくなります。ここに記載した以外にも普段、間違ってしまいやすい動作(立ち上がりなど)についても繰り返し繰り返し行うことで徐々に正しい動きを理解していくことが出来ます。

ただやみくもに筋力トレーニングに励んだりするのではなく、必要に応じて効率よく適度に行う方が痛みを軽減する近道となります。

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