変形性膝関節症の痛みはつま先の向きで変わる

変形性膝関節症のその痛み!つま先に目を向けましょう

変形性膝関節症があり痛みがある方では膝とつま先の向きの関係が悪くなっていることがあります。

太もも、膝のお皿、つま先の向きとの位置関係によって膝にかかる負担は大きく変わり、痛みを強くしてしまうことがあります。

今回はどうすれば膝に負担をかけないつま先の位置を見つけられるのか紹介していきます。

膝とその他の部分との関係を知ろう

膝関節は股関節と足関節に挟まれた関節で、そのどちらからも影響を受けるため、膝の痛みを取るためには、膝だけに注目しても痛みが軽くなる可能性は低いと言えます。

言い換えると、痛みを取るためには太ももやつま先の向きに注意を払う必要があります。ここでは一般の方でもわかるように膝のお皿とつま先を目印にしてチェックしていきます。

膝のお皿よりつま先が外を向いている場合

片足を前に出した状態で膝のお皿に対してつま先が外を向いている場合は太ももの裏の外側に過剰な負荷がかかります。また膝裏の内側などにも負荷がかかり、バランスが取りづらく不安定となります。

膝のお皿よりつま先が内を向いている場合

片足を前に出した状態で膝のお皿に対してつま先が内側を向いている場合、太ももの裏の内側に過剰な負荷がかかります。この場合の多くは太ももの前側や真横のあたりにも負荷が強くかかり筋肉に疲労が溜まりやすくなります。

膝のお皿とつま先の向きが同じ場合

膝のお皿とつま先の向きが同じ場合では膝の周りにかかる負荷が上記の2つの場合に比べて小さくなります。

タイプ別膝の向きを整えるエクササイズ

それではタイプ別に行ったほうが良いエクササイズを紹介していきます。筋力トレーニングと違い膝にかかる負荷を軽減するためのものです。

ポイントは力まずに軽い気持ちで10回程度繰り返し行うことです。

痛みが強くなる場合は無理は禁物です。

つま先が外を向いている人の場合

椅子に腰掛けて、膝から下を全体的に内側へ繰り返し向けます。

足に体重を掛ける必要はありませんが、股関節があまり動かないように注意しましょう。

つま先が内を向いている人の場合

椅子に腰掛けて、膝から下を全体的に外側へ繰り返し向けます。この場合も体重を掛ける必要はありません。

どちらのパターンでもやるまとめのエクササイズ

足を肩幅程度開き、膝を軽く曲げます。

このときできればつま先と膝のお皿の向きを揃えましょう。

伸ばす方をしっかりと意識して10回程度繰り返します。

手すりなどにつかまって膝を伸ばした状態でつま先立ちになります。

10回程度で構いませんが、膝が曲がりやすいので注意しましょう。

まとめ

今回はつま先と膝のお皿の向きの関係から変形性膝関節症の方のタイプとそれに応じたエクササイズを紹介しました。

通常どんな方でも左右に差があり、つま先の向きとお皿の向きがしっかりと揃うかたはあまりいないので、普段の生活では気にせず痛みが軽くなれば普段どおり生活をしてください。

また、この内容はアライメントという骨の位置関係を調整するエクササイズで筋力をつけたりするものではなく、少しのアライメントの変化で痛みが変わるということを実感していただきたくて紹介しました。

もちろんこれだけで痛みが全て良くなるわけではないので、ひとまず膝の痛みは変えることができるということを実感してもらえればと思います。

まずは様子をみながら2週間位、毎日行ってみてください。痛みが強くなる場合は絶対に行わないでください。